【平塚市榎木町】創業明治40年弘栄堂の看板商品「ちょんまげ最中」の意外な由来とは?
相模川近くに店を構える和菓子店、弘栄堂。創業明治40年(1907年)という平塚でも屈指の老舗和菓子店です。看板商品のひとつ、ちょんまげ最中は、そのかわいらしいルックスで人気の和菓子です。実はこのちょんまげ最中には、お店の近くにある平塚の史跡にちなんで作られたものなのです。弘栄堂の裏手に蓮光寺というお寺があり、その敷地にその名も丁髷塚(ちょんまげづか)という塚が存在します。その昔、16人の若者たちが祭りでケンカ騒ぎを起こし、大切な神輿を川に落としてしまい、その罰として打ち首を言い渡されてしまったそうです。しかし、処刑当日は、ちょんまげを落とすだけで罪を免れ、そのちょんまげが丁髷塚に埋めれたのだとか。おいしい最中を味わいながら、丁髷塚のお話に思いを馳せてみるのも一興ですね。
【弘栄堂】
平塚市榎木町9-45
【営業時間】
8:30~19:00
8:30~18:00(冬季)
【定休日】水曜日
【蓮光寺】
丁髷塚はお寺の墓地の一角にあります。
【弘栄堂】はこちら↓
(ベニマシコ)