【平塚市】身近な史跡を歩こう!四之宮「大念寺」には、庶民の娯楽として発展した四之宮人形芝居の貢献者の墓が立てられています
四之宮にある大念寺には、庶民の娯楽として発展した四之宮人形芝居の貢献者「吉田朝右衛門」「吉田三十郎・ワカ夫婦」の墓が立てられています。お寺の入口に立てられた平塚市による「四之宮人形師匠 墓所」の解説によると、江戸時代中期から庶民の娯楽として発展した人形芝居は、前鳥神社の奉納行事として行われてきたそうです。四之宮人形芝居の発展では、師匠として四之宮に迎え入れられた吉田朝右衛門が相模川流域の各地で、明治16年に89歳で没するまで全生涯にわたり弟子の指導を行ったそうです。また吉田三十郎・ワカ夫婦も師匠として人形の遣い方を指導する一方、人形の修理なども行い文化継承のために尽力した人物として称えられているとの事でした。そして解説の下には、境内の四之宮人形師匠墓所の案内図が記されていました。
こちらを訪れた土曜日のお昼前は、ちょうど法事が行われていて、境内は厳かな雰囲気に包まれていました。身近にある史跡巡りに足を運んでみてはいかがでしょうか。
大念寺はこちら↓