【大磯町】3年ぶりに開催された「大磯の左義長」を見てきました!
新型コロナウイルス感染拡大の影響で2021年、2022年連続で中止となっていた「大磯の左義長」が、大磯北浜海岸で3年ぶりに開催されました。「大磯の左義長」は、家内安全、無病息災を願って行われる、道祖神、セエノカミサンの火祭りのこと。ドンドヤキとも呼ばれています。長い竹を支柱にし、お正月飾りやだるまなどの縁起物がくくりつけられた9つの「サイト」を燃やす、この伝統行事は国の重要無形民俗文化財にも指定されています。3年ぶりの開催に地元の人たちはもちろん、近隣地域から多くの見物客が見込まれていたため、火入れ予定時刻(午後6時半)より2時間以上前の午後4時過ぎに現地に到着。大磯北浜海岸には、火入れ前の「サイト」が並んでいました。続々とやってくる見物客で浜辺は大賑わい。それぞれ、「左義長」見物のベストポイントに陣取り、火入れを今か、今かと待っていました。
午後6時半ごろ、ついに火入れ開始!「サイト」の炎は、みるみる燃え上がっていきます。
「サイト」の周りに集まった人たちの多くは、長い竹の先につけた紅白のお団子を焼いていました。このお団子を食べると風邪をひかないと信じられているのだそう。夜の浜辺で高く燃える炎の幻想的で神秘的な光景を言葉をなくして見つめたり、炎が高く上がるたびに大きな歓声を上げたり、人々の反応はさまざま。3年ぶりに開催された「大磯の左義長」は、その場にいた人々、皆にとって感慨深いものになったようです。
「大磯北浜海岸」はこちら↓神奈川県中郡大磯町
ベニマシコ
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